初回示談提示約60万円から
任意交渉で190万円にまで
増額した事案

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監修者

平松剛法律事務所 代表弁護士

平松 剛Go Hiramatsu

PROFILE
経緯
自営業の傍らパート勤務もしていたSさんは、タクシーの後部座席に乗車中、タクシーの運転手が右折した際に運転を誤り、右折先の道路にあった中央分離帯に衝突するという交通事故に遭って頚椎捻挫などの怪我を負い、1ヶ月間入院し、その後も約9ヶ月間にわたり通院しました(通院日数64日)。交通事故に関する知識がなかったSさんは、どのように示談交渉をすればよいのか分からなかったため、当事務所を訪れ、本件の解決を依頼しました。
解決までの流れ
事件受任後、当事務所と加害者側の保険会社との間で示談交渉を行いました。当事務所から約200万円(休業損害約40万円、通院慰謝料約160万円)の損害賠償の請求をしたのですが、保険会社からの返答は約60万円(通院慰謝料のみ)の示談金の提示にとどまりました。しかし、当事務所が休業損害に関する様々な証拠資料を収集し、粘り強く交渉を続けた結果、最終的に約190万円(休業損害約40万円、通院慰謝料約150万円)で示談することができました。
Sさんからは、当事務所の粘り強い交渉により満足の行く示談ができたと、感謝の言葉を頂きました。

解決のポイント

本件の争点は休業損害と通院慰謝料でした。休業損害については、帳簿や確定申告書、給与明細書などの資料をきちんと収集し、説得的な主張ができたことが、保険会社に休業損害を全額認めさせることに繋がりました。また、通院慰謝料については、裁判の基準に沿って、安易に妥協することなく、粘り強く交渉したことがよい結果に結びつきました。

解決までの流れ

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